COLUMN

パッシブハウスってどんな家?建てる前に知っておきたいこと

2020年5月9日 家づくりのこと全て

-夏は涼しく、冬は暖かい家に住みたい。

-光熱費は、なるべく安く抑えたい。

-体に負担をかけず、快適で健康に暮らしたい。

 

こういった想いをすべて叶えるのが、「パッシブハウス」という考え方です。体にも環境にもお財布にも優しい、快適な家づくりについて考えてみませんか。

パッシブハウスとは?

「パッシブ(Passive)=受け身の」

アクティブ(Active)の反対語です。つまりパッシブハウスとは、建物の性能の向上によって、アクティブな冷暖房器具に頼りすぎずに快適性が保てる家のことを指します。

 

パッシブハウスはもともとドイツの「パッシブハウス研究所」が提唱したメソッドで、今では世界中に広がっています。太陽や風といった自然の力をうまく使うことで、省エネルギーで心地よい環境に。冷暖房の使用頻度が下がるので光熱費が抑えられ、体にも環境にも優しい家をつくることができます。

太陽の熱と明るさをうまく使う

冬は太陽の熱を最大限に使って暖かく過ごしたい。しかし、夏になると今度は、太陽の光を室内に入れすぎず、涼しく過ごしたいですよね。

 

kokageの住宅は、リビングに大きな吹き抜けを設けているのが特徴です。大きな窓から差しこむ太陽の光で家全体が明るく、高い天井で開放的な空間をつくります。

 

>> kokageのリビングと吹き抜け

 

しかし、吹き抜けがあると、夏は暑そうだし冬は寒そう・・・というイメージがありませんか?そこで重要になるのが、パッシブハウスの考え方です。

 

・冬:南側の大きな窓から太陽光をたっぷりと室内に取り込み、お部屋をぽかぽかと暖かく

・夏:庇や軒で暑すぎる日差しをカットし、お部屋を涼しく快適に

 

実は太陽の角度は夏と冬で違い、夏は高い位置から、冬は低い位置から光が差しこみます。この角度をしっかり計算して庇・軒をつくることで、夏の日差しだけ効率よく遮り、冬は庇をくぐりぬけた光が部屋の奥まで届くのです。

風の流れを予測する

心地よい住宅環境をつくるためには、風通しもとても大切です。建物の風の流れを計算しながら、うまく家全体に風が通り抜けるように設計します。高い位置に小さな窓を設けることで、吹き抜けの上下に風が通り、建物にたまった熱が効率よく排出できます。

 

太陽と風の力をうまく使うには、その土地の条件にきちんと合わせてつくることが大切。規格化されたプランで、家を大量生産しているメーカーにはなかなか難しいことです。

地元密着の工務店だからこそ、その土地の気候を理解し、自然の力をうまく使った住まいをつくることができます。

日本の家は寒い!?

よく言われるのが、「欧米に比べて日本の家は寒い」ということ。冬のお風呂場が寒すぎてお風呂に入るのが億劫だったり、廊下に出たときにヒヤッとした寒さを感じたり・・・そんな経験がある人は多いのではないでしょうか。

 

実際に日本では年に1万7千人もの方がヒートショック関連で亡くなっていると言われ、その人数は交通事故の死亡者数よりも多いほど。冬の日本の家の寒さは深刻です。

 

鎌倉時代に書かれた徒然草のなかに、こんな文章があります。

 

-家の作りやうは、夏をもってむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる-

 

「家の暑さを考えてつくるといいですよ。冬は寒くてもなんとか住めるけれど、夏の熱い住宅には耐えられませんから。」といったような意味です。このように昔の日本の家は、夏を優先して、風通しの良い家をつくってきました。ある意味で冬の快適さは捨てていたのです。

 

しかし、これはエアコンもなく、建築技術も今ほど高くなかった時代のこと。これからは夏の涼しさも冬の暖かさも諦めない、1年中快適な家をつくることのできる時代です。

まとめ

kokageがめざすのは、家族にとって価値があるものに囲まれて、心地よく暮らせる家。冷暖房器具や便利な設備はあとからいくらでも買い足すことができますが、家の性能自体はあとからなかなか取り替えることができません。

 

地域の気候風土、その土地の特徴、そういった変わらないものにはしっかりお金をかけ、少ないエネルギーで心地よく暮らす。「寒ければ服を着込めばいい、ちょっとガマンすればいい」そんなストレスから開放されて、春夏秋冬気持ちよく暮らせる家づくりをしませんか。

 

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