COLUMN

【パッシブハウス③】なぜ全ての家がパッシブ設計じゃないのか?

2022年3月20日 家づくりのこと全て

前回はパッシブハウスのメリットについてお伝えしました。快適性から健康、コスト面までたくさんのメリットがありましたよね。

 

そんなに良いものなら、すべてのハウスメーカー・工務店がパッシブ設計をしていてもよさそうなものですが、日本ではパッシブハウスを知らない方が多いですし、対応していないハウスメーカーもたくさんあります。なぜなのでしょうか?その理由について解説したいと思います。

パッシブ設計とアクティブ設計

そもそも多くのハウスメーカーがどのような家をつくっているかというと、パッシブとは逆のアクティブ設計です。

 

パッシブ(受動的)アクティブ(積極的)

 

アクティブ設計とはつまり、機械で快適性をコントロールするような設計のこと。

太陽光パネルをたくさん載せて発電したり、エアコンをガンガン効かせたり、床暖房を入れたり…そんなイメージですね。

 

パッシブ設計が自然の力を使う、アクティブ設計が機械の力を使う、というと覚えやすいでしょうか。

 

アクティブ設計でも、機械の力で寒さや暑さはどうにかできます。太陽光パネルがたくさん載っていれば、お財布への負担も大きくなりません。

しかし「たくさん発電して、たくさん電気を使う」という設計なので、エネルギー効率としてはとても無駄が多くなってしまいます。メンテナンスの手間やお金もかかるでしょう。

 

反対にパッシブ設計は、そもそもエネルギーをあまり使わない家です。建物自体の性能を上げることで、いろんな設備にかける費用も少なく、そこに使うエネルギーも大幅にカットできます。

大手メーカーがパッシブ設計をしない理由

ではなぜ日本中パッシブ設計の家ばかりにならないかというと、パッシブ設計はオーダーメイドの設計が必要だから。

土地ごとに太陽や風の向きや大きさは違ってくるので、土地の特徴をしっかり見極めて、それに合わせて設計しなければなりません。

 

大手メーカーでは大量の部材を仕入れて、合理的にたくさんの家を建てています。

地域や土地ごとに大きく設計を変更することはできないので、パッシブ設計の対応は難しいんですね。

またローコストの規格住宅や建売住宅でも、同じように難しいでしょう。

パッシブ設計が得意な工務店

逆にパッシブ設計が向いているのは、地元密着の工務店や設計事務所。

その地域の気候風土に詳しく、小回りもきくので土地ごとの特徴をみながら個別の設計ができます。

 

パッシブハウスに興味があるという方は、ぜひパッシブ設計を売りにしている工務店や、実績のある設計事務所などに相談してみてくださいね。

 

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